都市は何でも飲み込みますよ
数年前、東京に来たからには国立競技場を見てみよう
と思い、行ってみました。
しかし、工事中の柵が置かれていて、木々の緑の中で黄色が目立っていました…
工事中だったことを忘れてました…
最初、新国立競技場の設計コンペにて、
ザハさんの作品が勝ち残りました。
どう見ても、とんでもない作品に見えました。
こんなのができたら、東京はどうなるんだ?
こんなのできるのか?
これらは、あなたも感じたことでしょう。
発展途上国や日本の地方のように、
シンボルになるような施設をドカンと建てる、といった何でもあり、にするわけにはいかないでしょう。
地方には、田んぼの真ん中にいきなり、立派な建物がそびえ立っている景色を見たことがありますよね?
その土地の歴史やそこに住む人の歴史を包み込むような建物を目指すことが、先進国の都市である東京に求められることでしょう。
そう見てみると、
デカすぎる、景観と合わないといった批判がありました。
担当者の方方がビビって、あれこれやった結果が公表されている資料なのでしょう…
逆に、あのくらいの建物を許容できる都市は多くはないと思います。
それを抱え込めるほどの都市力を持っている東京、をアピールしてもらいたかった…
金の面でも批判がありましたが、設計さまへの批判より、与条件の変更などで抑えれたのではないのか…?
現在は、日本を代表する隈研吾さんのチームがやられています。
以前のとは、外見が全然違いますが、政府の方々に負けないようにやり遂げてもらいたいです。