自分本位で売ることがお客さん優位にすることよりも、そんなに大事ですか?
HOPE〜期待ゼロの新入社員〜 第6話
1万円を元手に商品を仕入れ、それを売って利益を得る。
そんな課題を出されたら、どうしますか?
番組中で一ノ瀬はタオルを買って、それを売ろうとしていました。
「柔らかく吸水性のあるタオル」
しかし、売れない。
そりゃそうですよね。
工事現場で働いている方々に売ろうとしていましたが、そもそもタオル持ってますよね。
しかし、その後タオルはタオルでも、氷で冷やしたタオルを売りました。
そりゃ買いますよね。しかも舞台はこの真夏。
この商品はこんなものです。
これは商品を扱っているあなたなら、すでに持っていることでしょう。
先ほどの例で見ても、柔らかく吸水性のあるタオルと言っても、誰も興味を示しませんでした。
目先を変えて、手間を加えれば、
無視していた奴らが、血相を変えて寄ってたかって、買っていく。
この光景を見て、思い出しました。
ME メッセージではなく、YOU メッセージで書く
上では、このタオルはこんな商品ですよ。
こんな商品だから、こうなりますよ。
と、必死にアピールしています。
しかし、そんなこと使う人には関係ない。
現場の方なら、タオル持っているし、新しいタオルより、使い慣れたタオルのほうが慣れもあって使いやすいでしょう。
それから、氷でキンキンに冷やしてタオルを持って行きました。
暑い中仕事していた人には、大歓迎の商品ですよね。
氷を買う前に、氷やクーラーボックスをコストと考えていたらどうなったでしょう。
氷やクーラーボックスを買わなかったでしょう。
YOUメッセージで考えると、
暑い外で仕事しているから、冷えたタオルはうれしい。
これを実践すると、氷やクーラーボックスのようなコストも、利益に変換されました。
私たちはこんなことができます。
より、
あなたにこんなことができます。
のほうが、お客さんやお客さんになる前の人にはゆうこうではないでしょうか。